poco_chan’s diary

ポコちゃんのつぶやきブログです。ひとりぼっちで辛い思いをする人がいなくなるように。ここを訪れてくれた人の心がすこし軽くなって、社会を信じて自分を好きになったらいいな。落ち込んでるなんて、もったいない。みんなで力を尽くし、よりよい世の中を作れるように。そうして、かわいい子どもたちや、若い世代に明るい未来を引き継げるように。それが、ちっぽけなわたしの壮大な夢です。(笑)

自意識過剰

初めて男の子と二人っきりで食事やお茶をしたのはいつか?

思い出すと苦いんだよな。

たぶん、あれだ。全然知らない他校の男の子にお茶に誘われたの。
「甘いもの好きですか?」
「うん、好きだけど。」
「すっごい大きいパフェのお店があるんだけど、一緒に行きませんか?」
相手は、同級生なのに敬語で話しかけてくるし、なんか、ものすごく勇気出してくれてるのが伝わってくる。わたしは、他に片思いの好きな人がいるけれども、パフェくらいなら、付き合ってあげてもいいかな?なんか、断るのも自意識過剰みたいだし、堅苦しい風に見られるのもやだし。
そんな、見栄っ張りな気持ちからオッケーしてしまった。
で、ふたりでパフェを食べに行ったのよ。なんだか、名古屋駅の高架下の薄暗いお店で、そこに行き着くまで、この人、わたしのこと騙してないよね?って、ものすごい不安になった。
ほぼ初対面でそんな風に疑ってるから、楽しくお話が弾むはずもない。あー、見栄張らないで、断ればよかった。ずっとそんな風に思ってた。
でっかいパフェも出てきたけど、一緒に食べるのかな〜?って思ったら、ぼくは見てるからって、一口も食べない。
そんなに見られてたら、食べづらいし、今すぐ帰りたい気持ちと後悔だけが募っちゃって、なんか、しんとしないように、無理してしゃべって、喫茶店を出たらすぐに別れて家に帰った。あー、疲れた。
もちろん、次からは絶対、こういうお誘いは断ろう!って思ったけど、悲劇はそれからだったの。
次の日、もう、みんなわたしを見てヒソヒソしてる。どうも、昨日の一件が噂になって広まってるみたい。えーー、あんなにつまんなかったのに。
みんな、昨日の男の子のこと、つんつんつついて、そそのかしてる。
ひどーい。わたし、一緒にパフェ食べに行っただけで、めちゃめちゃ気を遣ったのに、なんかお付き合いしてるとか、そういうことになってるのかしら?
はっと、片思いの彼を見たら、目をそらされた。
あー、彼ともたまに話すくらいで、別に特別な関係じゃないから、弁解もできない。前は、目が合うと微笑んでくれてたのに。がーーん。
周りから固めるなんてずるいよ。なによ、みんなガキっぽい。お茶ぐらいでわあわあ言うなよ!
ポコちゃんは、いつもそういうことしないから、油断してた。世間の常識はそうなんだ。
意中の彼のことも、今回のことも、誰にも相談してなかったから、女子もだーれも助けてくれない。
慌ててトイレの個室に駆け込んだ。
「どうしよう!?」
絶望的な気持ちになったら、腹が立ってきた。
ねえ、わたしのことちょっとでも好きだったら、そのやり方はないんじゃないかな?昨日、「友達に今日のこと話していい?」とか、聞かれなかったし、勝手に噂広めて、私の気持ちも聞かないでひどすぎない?
短い時間で頭をフル回転して、態度を決めた。怒っている風に無視をする。あなたの顔も見たくない!
しばらくそうしていたら、噂も止んだ。
大好きだった彼は、前のように親しく笑いかけてはくれなくなったけど、いいんだ。彼は関西の大学に行くらしいし。わたしの志望校は、関東だから。どうにかなりたいとか、付き合いたいとか思ってたわけじゃないし。
そうして、わたしの極端な自意識過剰と見栄っ張りさのせいで、その恋は終わった。
恋っていうのもこっ恥ずかしいくらい、ささやかな淡い恋だったな。そう考えると、一番ガキっぽかったのは、わたしかも?

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