対岸の彼女
最近、仕事柄か、走るように文章を読み、鬼のようにエッセンスを抜き取り、要約するような読み方ばかりをしていた。
角田さんの主人公は、どこかぼんやりしていてわたしみたい。この人のこと好きなのかな?嫌いなのかな?そんな価値判断さえぼんやりしている。
でも、彼女のこと、よくわかってるんだろうな。本を読み進めていくと、わたしのことも作者がわかってくれてるような気がして、うれしくなる。なんでだろう?
まだ、序盤。続きが楽しみ❤
なんかさー、「走るように文章を読み、鬼のようにエッセンスを抜き取り、要約」するのはAIに敵わない気がする。見当外れでも、トンチンカンでもいい、みんなに伝わらなくてもいい、奇人変人な読み方をして、少しの人の共感をもらえたら、それって人間っぽいのかな?と思った。芸術とか、アートとか、そういうものだったよね。わかりやすさとか、理解されるとか、目指しちゃだめだよな〜って、急に思っちゃって。もう、人生折り返しだしさ、怖いものもないしさ、好き勝手、秩序正しさとか評価とかに振り回されない生き方を模索する段階なのかなー?なーんて。
だって、明らかにAI的な能力衰えてるもん。自分の老いに逆らうのって、なんかしんどい。(笑)
でもさ、そんなことかんがえると、自分の平凡さっていうかさ、なんのトンガリもない普通さに改めて気づいて、ちょっとガッカリするんだよね〜。(笑)
羽目外したって、所詮、大したことないっていうかさ。(笑)