老楽は騙されてはいけないか?
昨日の話。
窓口に60歳くらいの男性。
区の施設で税務相談をやっていたので聞きに行った。銀行や不動産会社から、税務相談の案内は来るけど、区の施設でやるなら、それなりにちゃんとした人なんじゃないかと思って行った。
ところが、本人曰く、不動産取引にも強い税理士で、節税対策のために、高価な純金の仏具を買っておくとよいと、年寄り好きするような女性の仏具屋を紹介したり、自分が経営する不動産屋から、仲介の売り地の資料を送ってきたりする。
ローンを組んで、マンションを建てて、運用しながら、マイナスの遺産として娘さんに相続するっていうのは、よくある話。でも、そのせいで、ちっちゃなマンション建ちすぎて、入居者が集まらないとか、聞く話だよね。
商売熱心なのはいいが、ちょっと品がないのではないか?
区は、こういう人が区の会議室を使って、セミナーとかやるのをチェックしているのか?
うーーん。区の方から、会議室の使用を制限したり、資格の確認や指導をしたりといった介入をするのは、難しいですねぇ。
確かに、おじいちゃん、おばあちゃんは、せっかくの財産を運用もしないで相続税で半分も持っていかれたりするのは、嫌なんだろうなあ。
色じかけではなくても、賢そうで美人の仏具屋に丸め込まれて、純金のお輪を買ってしまうかも?
これは、消費生活センター案件かな〜?会議室貸出案件かな〜?高齢福祉案件かな〜?防犯、生活安全案件かな〜?
悩ましい。
自分のお金でしょう?大人のお年寄りなんだよね。そんな、子ども扱いみたいなの失礼かも?でも、騙し取られるのは嫌だよね。欲張りじいさん騙される系だもんな。悔しいよな。悩ましい。