人の話を聞く力
本当に人の話を聞く力が落ちている。
さっと聞いて要約して、誰かに客観的に伝えるなんて仕事をしていると、本当に人の話を聞く力が落ちる。
要約して話そうと思っても、骨格しか覚えていない。その人がどういう考えでその結論に至ってるのか、何をしてほしいのか、わからない。
報告していても、わかった気になってても、ちょっと質問されるとたじたじだ。
そうだ、世間は混沌としている。わたしだってわからないなら、隣で聞いてる係長だってわかりはしないのだ。
なにかを判断することはできる。仕事だから。でも、相手の話をちゃんと聞いているようで、実はいろいろ取りこぼし、結論だけで危うげにつながっている。
昨日もコナンと話してて、コナンの話の捉え方と、わたしの捉え方がずれていて、わたしが切り捨てたところをコナンが大事に持ってる感じがした。
こういうことなんだよね。
通常の業務もこなさなきゃ。年度始めは忙しい。締切は厳守だ。
こんなことばかりにかかずらわっていられないと思う半面、大切なことをポロポロと取りこぼしている気がする。
丁寧に、丁寧に。
世の中は私の都合じゃ動かない。丁寧に誠実に、一つずつ、心を込めるしかないよね。
今日も、がんばります!