芋を洗う子猿 c((*^ェ^))ɔ
受援力について考えている。
この言葉は、東日本大震災の時に、内閣府がボランティアの受け入れのためのキーワードとして広めた言葉らしい。
助けを受け入れる力
人に頼る力
これは、チームワークや、チーム力とも繋がる言葉だと思う。
ただし、受援力というのは、チームの力ではなく、あくまでも個人の力なのだ。
スキルかテクニックかと言えば、スキルなんだろうな。
誰だって、コツを掴めばなんとかなる。ハサミを使うとか、箸を使うに近い器用さだと思う。
さて、それをどうやって身につけ、周りにも広めるか。
やはり、無理やり押し付けてはダメだ。
なんか楽しそうに使ってて、私も使ってみようかな?と思ってもらうくらいがいい。
そのためには、コナンみたいな人を攻撃しない。ひたすら、頼り、助け、少しずつその振る舞いを見せていくのがいいのかな?
無人島の子猿が芋を転がして、海で洗って食べた。おや?なんかいつもより美味しいぞ。次からは敢えて海へ持っていき、洗いながら食べた。
あいつ、なにやってんの?と、好奇心の強い子猿が真似して、おや、美味いねという。
すると、次々に子猿たちが芋を海水で洗うようになり、その島の猿の文化となった。
しまいには、年寄り猿も芋を海水で洗って食べる。
そんな広まりかたがいい。
年寄りの頑固さも指摘しない。こっちの方がいいとか比較しない。
いつも洗わなくてもいい。
そこに洗うというオプションがあるだけ。
そこに受援力というオプションがある。
ひとりでやりたい時はとことんやればいい。
そんな広まり方ができたらいいのに。