パパとネガティブ
パパは帰りが遅い。
みんなにごはんを食べさせて、さて、寝る準備を…という頃に帰ってくる。
パパはパパなりに、息子や娘がすきなドーナツを買ってきたり、娘の成績が悪かったと聞くと、世界史の参考書を買って帰ってきたり、家族のことを考えてくれているんだけれども。
夜の私はスタミナがない。もう、寝ようという頃に、「ごはんを出して」とか言われると、自分でやって!と思ってしまう。もう、閉店なのだ。
昔はね…こんなんじゃなかったわよ。パパが帰ってくるのが楽しみだったのに。
外面が良すぎるのかな?パワーを家に残しておかないとなのかな?
子どもが、子どもの頃の記憶に苦しむとか言うじゃない?大人だっていっぱいいっぱいなんだから、八つ当たりもするだろうし、口から出るのはネガティブしかないという日もあるだろう。
というわけで、昨日はコナンのこと、娘に愚痴ってみた。八つ当たりよりは、ストレートにかかえているものを吐き出すほうが娘にとってダメージがないと考えたのだ。娘はまるでわかったみたいに、「やり過ごすしかないよ。そんなときもあるよ」っていった。
「やり過ごすことが返ってストレスになったり、疲れたりする原因になるんだよ。やり過ごしてもちっとも楽じゃない。事態はストレスフルなままだし。」「まあね。」おやまあ、この複雑な心情がわかるのかい?
子どもは知らないうちにおおきくなっている。