あるべき姿
例えばさ、この人はここがダメとか減点方式だと、あるべき理想の姿がひとつあって、それ以外は減点ってことになる。
でもさ、実際は違うんだよね。
謙虚姫は、簡単に批判する。気はつかうけど、批判する。
例えば、コナンが締切を守れないこととか、上から仕事を剥奪するくらいの強制力を発揮すべきだと言うけど。
コナンがなぜできないといえないのか?責任感とか、できないことを認めたくないとか、そういう気持ちに寄り添ってない。頑張りたいという気持ちを尊重しつつ、そこを離れてよりよい姿を考えてみようとしなくてはいけない。
結論は見えてる。
それが、謙虚姫の強み。
でも、北風戦法ではコナンはますます閉じてしまう。
みんなが均一にこうあるべきではなくて、それぞれが得意と苦手のあるでこぼこのある存在だと認めてしまっていいのではないか。
その上で、フォローし合ったり、助け合ったり、迷惑かけたりかけられたり。
完璧でなくていい。すみませんでした。次から気をつけます。って言えなくなると、自分はこういう方針でやっているとか、相手を打ちのめさないと、自分が傷ついてしまう。
でもさ、仕事とはいえ、本職とサービスみたいな所で、全てがメーカー的に完成度の高い仕事をできるとは限らない。
サービスは、相手がよいと思う頃合がよくて、過剰でも足りなくてもいけないけど、全ての人が完璧に満足するようなサービスは、お金や人手が限られている中で、難しいんじゃないかな?
その時に、目的とかターゲットに立ち返って考えることは大事なのかも?相手を打ち負かすために理論武装するのではなく、なんのためにやってたんだっけ?どんな人の役に立ちたかったんだっけ?って。