誰もが誇りを持って仕事している
昨日の話。
仕事で作ってる冊子に修正の差替え版を挟み込むことになった。その差し込む紙が納品されたのだ。
あちこちの支所に、月曜日から配れるように配布しなくてはならない。
普段は相談業務をしているベテランのおじさん達に手伝ってもらうことになった。
その1人(おじさんA)が、包装してある包み紙をビリビリに破いていた。「これ、このまま包み直すのに使ったりしませんか?封筒に入るからいらないかな?」と、ポコちゃんが指摘した。
もう一人の人(おじさんB)は、きれいに剥がして揃えてくれていたから。
そしたら、それまで「200と書いてあるところは、200以上おくればいいから、500の包みの半分でいいですよ。」って話してたのに、急にはかりを持ち出して、100枚の重さを量りだした。
あー、ポコちゃんが包装紙の破り方が雑だと指摘したので、悔しかったのだなと思った。
そしたら、周りの人にまで、その厳しい基準を守らせ始めた。こまかーい!
おじさんBの提案で、おばさんCが紙の数を100ずつ束にする役目、おじさん2人がどんどん宛名のついた封筒をつけて梱包する役目で分業することになった。
おじさんAはおばさんCに細かくグラムを指定する。「パン屋さんになったみたい!」おばさんCは笑いながら作業する。「多めなら、だいたいでもいいですよ」ポコちゃんも笑いながら言う。
(パン屋さんじゃなくて、お肉屋さんの多めでいいです!って言葉は飲み込んだ。)
その後、おじさんAは昼休みに入り、おじさんBとおばさんCは、その間に全て梱包作業を終えてしまった!
恐るべし、おじさん、おばさんパワー!!!
本当に助かりました!心ばかりに、草餅と桜餅をコンビニで買ってきて配った。
おじさんAは負けず嫌いなんだ。指摘が難しいなー。おじさんBも負けず嫌いだから、全部やっちゃう!おばさんCもおじさんAの圧力に屈せず、ポコちゃんの思ってたクオリティも速さも超えて、作業を完了してくれた。
ありがとうございます! なんか、うれしくて、楽しかったけど、おじさんAの取り扱いは気をつけないと。。と思った。
おじさんAは人知れず、みんなより早く来てお湯を沸かしたり、真面目で頑張り屋さんなんだ。
ポコちゃん、知ってるからちゃんと。そう、早めに伝えなきゃな。と思う。