レジリエンス
奥田浩美さんのブログ
https://www.okudahiromi.com/blog/20180407/2797
子どもに身につけてほしい力はレジリエンスだと。
具体的には 「底打ち」→「過程評価」→「自分と周囲への感謝」→「バネへ」ということを明確にしているのです。
感情に流されやすいときだからこそ、プロセス重視です。
失敗・挫折・意に沿わぬ出来事(受験で不合格・失業・不幸etc)
↓
【底打ち】
・感情の底打ちを確認する(悲しんでも現実は変わらない!ことを意識)
・悪い感情の連鎖を防ぐ(特に家族間)
↓
【過程評価】
・そこまでの挑戦の過程で得られた成果に目を向ける
・チャレンジした過程で得られた繋がりを認める
↓
【感謝】
・ここまで立ち向かってきた自分を讃える
・そのプロセスに協力してくれた周囲・今見守ってくれる周囲に感謝
↓
【バネへ】
たまたま今回はこういう困難があったけど、立ち上がってもっと先を目指そう。逆にそれをバネに成長しよう
というようなことを【意識的に】行うのです。
それを何度もやると意識的に行わなくても家族のあり方自体がそうなります。
実際、娘は10代後半にして、社会の当たり前のレールを疑い、沢山のことにチャレンジし、失敗し、転んでは立ち上がるようなことを続けています。
失敗するたびに何度も何度も本人も家族も心を痛めます。
でも、一晩寝て美味しいものを食べて、評価しあって、褒めあって、感謝しあって、上を見て家族でこう言うのです。
「次はもっと面白いことを目指そう、切り開こう!」
「いつかはピッタリなものに出会うはず!」
「今回のことは神様がたまたま望んでいなかったのかも!」と
レジリエンスは特殊な能力ではありません。
「自分を信じて心から応援してくれる人」 「自分の次を心から期待してくれる人」 その2つの条件のもとで、何度も何度も失敗・逆境を囲むこと
子供の失敗・逆境は成長のチャンスです。
子供だけでなく親にとっても。
がーーん!とショックを受けた瞬間に一呼吸置いて、サマーウォーズのおばあちゃんの一言を。
「いちばんいけないのはおなかがすいていることと、独りでいることだから」
「あんたなら出来る。出来るって。そうだよ。その意気だよ」
「家族同士で手を離さぬように、人生に負けないように、もし、辛い時や苦しい時があっても、いつもと変わらず、家族みんな揃って、ご飯を食べること」
今日もお腹を満たして、よく寝て、がんばろう!