ぼくたち負け組クラブ
外国の翻訳物も読まなきゃダメよって勧められた本。でも、すごいよかった。本の虫の男の子が、一緒に読書クラブを作った女の子のことが気になっちゃって。パパに、「女の子は本の虫みたいな男の子嫌いだよね?」って相談するの。すると、パパが、「女の子は賢くて、本の虫とかいうレッテルには意味がないって知ってる。」っていうの。
そして、この女の子がまたまた憎くって、彼と、そのライバルの気持ち両方分かった上で、彼にちゃんと気持ちを伝えてあげるのよね。
なんというかなあ。既に人気者のことを奪い合う感じじゃなくて、彼の自尊心を育ててる感じ?なんだろう?なんか、いいんだよね。キューンとしちゃう。
そういう役割ってあるし、ひとりスタープレーヤーみたいなのよりしみじみいいよねって思う。
「わからないことは山ほどあるけれど、本の中ではいつもハッピーエンド、これは確かです。現実の生活ではそうはいきません。」彼はいつも本の世界で心を整える。本が好きな人だったら、そういう経験、あるよね?落ち込んだ時、お気に入りの本を読むと、平静心を取り戻せたり。
作者、アンドリュー・クレメンツは男の人。4人の子どもは成人し、妻と暮らしているらしい。
作者、アンドリュー・クレメンツは男の人。4人の子どもは成人し、妻と暮らしているらしい。
なんかさ、女性に対するリスペクトを感じるのよね。別に、男性がダメって訳じゃなくて。女の子はレッテルや噂話に騙されるほどバカじゃないとか。なんか、信頼がある。それが、くすぐったくて、うれしい。
こういうことって、どんなに親しくても、面と向かっては、あんまり言わない。だからこそ、本当な気がする。こういうリスペクトが普通にあるかないか?それって、一緒にいて、安心感が違う。
ひとってさ、もちろん、たまにはスタンドプレーでカッコいいとこ見せたいって思うかも知れないけど、なんというのかさ、誰かの役に立つの好きだよね。
恋している男の子が、ちょっと傷ついているのを察して、読書クラブで本を読みたいんじゃなくて、読書クラブであなたと一緒に本を読みたいのって言える。
それって、個人的には言わなくてもいい事だけど、彼の不安とかいらだちをおさめるのには、効果てきめん。
そういうのって、ポコちゃんは勇気だと思うわけ。取らなくてもいいリスクというか。
このお話の中に出てくる女の子が、そういう態度を取ってくれることがなんか嬉しい。打算とか、駆け引きとかじゃなくて、純粋に相手の気持ちをおもんぱかって、ことばを選んでる感じ。
上手く言えないんだけどね、なんていったらいいの?挺身?ちがうなあ。利他?それもちょっと違う。やっぱり、陳腐だけど、愛なんだろうなあ。(笑)
ひとってさ、もちろん、たまにはスタンドプレーでカッコいいとこ見せたいって思うかも知れないけど、なんというのかさ、誰かの役に立つの好きだよね。
恋している男の子が、ちょっと傷ついているのを察して、読書クラブで本を読みたいんじゃなくて、読書クラブであなたと一緒に本を読みたいのって言える。
それって、個人的には言わなくてもいい事だけど、彼の不安とかいらだちをおさめるのには、効果てきめん。
そういうのって、ポコちゃんは勇気だと思うわけ。取らなくてもいいリスクというか。
このお話の中に出てくる女の子が、そういう態度を取ってくれることがなんか嬉しい。打算とか、駆け引きとかじゃなくて、純粋に相手の気持ちをおもんぱかって、ことばを選んでる感じ。
上手く言えないんだけどね、なんていったらいいの?挺身?ちがうなあ。利他?それもちょっと違う。やっぱり、陳腐だけど、愛なんだろうなあ。(笑)