日日是好日

やっぱり、Facebookは、似つかわしくない。ツイッターは、広すぎるんだよね。掴みどころなくて、そのくせオープンで、まだなんか怖い。ブログって、箱庭が自分にはちょうどいいんじゃない?そんな気がして、戻ってきましたよ! 過去は、振り返らない! 毎日を毎日、毎日、大切に生きていきたいと思います。

男子校の先生とリーンイン

昨日は、息子と男子中学校の学校説明会に行った。

6年前、娘と女子中学校の説明会に行った時は、違った。
校長先生の話がね、もっと献身とか、人のために役に立つ子に育てるって話が多かった気がする。
伝統的なキリスト教の学校なんかは特に。
娘が通っている学校はどうだったかな?
とにかく、もっと奉仕色が強かった。

息子と聞いた校長先生の話は、孔子の言葉を引き合いに出しながら、
自分で自分の限界を決めるな。恐れず挑戦しろ。
できないと思ったらできない。
できると思えばできる。もしできなかったら、何故できなかったか考え、
次にできるための糧になる。

できたかできないかは自分で決めろ。
他人との比較ではなく、人よりよくできても、自分はもっとできたという時も
あるだろうし、人より出来なくても自分なりに頑張ったという時もあるだろう。
誰かとの比較ではなく、自分で決めるのだ。

わー、前のめりだなあって思った。

少なくとも女子校の学校説明会ではそんな話を聞いたことがなかった。

この間、オンラインで聞いた話は、
何のために勉強するのか?
それは、自分のフィルターを広げるためだというような話をしていた。
カメラに例えて、カメラのスペックが低ければ、見られるものも見られない。
自分のスペックを上げて、より鮮明な写真を写すために、勉強し、経験を広げるのだと。

共学の先生の話はどんな話なんだろう。

女の子は、控えめと奉仕、協調を美徳として、リーンインしないって
言われるかもしれない。
でも、多分、女子が共感するなりたい自分と、
男子が共感して、なりたい自分は、多分それくらいかけ離れているんだろうなと思った。

うちのお坊ちゃまは、できないと思っていてはできないけど、できると思えばできるというのは違うと思う。
と帰り道に言っていた。

娘だったら、しらーっと聞き流すかもしれない。
そういえば、自分が中学校の時の熱血担任を思い出した。
しれーっとした気持ちで聞いてたっけ?先生は青春ドラマでもやってるつもりかしらって。

男子は、ああいう話で、エンジンが掛かっちゃったりするのかなあ。
やっぱり、男子に特化してるだけあって、扱い方がわかっているのかもしれないな。

中学時代に、公立校は荒れることが多いけど、それは、もしかすると、そういうズレみたいな
ものにより、クラスや学校をまとめるのが難しいからかもしれない。

ダイバーシティって、平等、公平っていうよりは、個別化なんだよね。
いろんな個性があって、みんないいだから、時にコミュニケーションが難しいんだなあと
改めて考えちゃったよ。