妹の愚痴
妹が電話を掛けてきた。
旦那さんが、あまりにものらくらで我慢できないという。
妹には3人、こどもがいるんだけど、一番下の子はもうすぐ2歳の男の子。
上は女の子2人。
3人も未就学児抱えてたら、大変だと思う。
なのに、旦那さんったら、家事も最低限で、茶碗を洗ったと思ったら洗い残しがあるし、気の利いたとこなんてなんにもないらしい。
茶碗洗ってくれるだけいいじゃん
なーんてポコちゃんは思うけれども、妹はずぼらなポコちゃんと違って、家事もちゃんとしてるからねえ。っていうか、普通の人だから。(笑)
まあいいかっとも思えないんだろうなあ。
今日はグレて、旦那さんの口座から落ちるカードで欲しいもの衝動買いしてきたら?なんて、提案してみた。欲しいものないの?
「うんとね。手術でも使われるすごい細かいミストが出るシャワーヘッド。毛穴の汚れまで取れちゃうんだって。」
「いくら位するの?」「3万ちょっとくらい」
買っちゃえ、買っちゃえ。
結局、買わなかったみたいだし、旦那さんもわたしと妹の電話を聞いて、慌てて茶碗を洗ったらしい。(笑)
一番上の子が生まれたときがピークで張り切っていて、それからはぐうたら街道まっしぐらなんだって。
「まあさ、歳も取るしさ、病気もしたし、身体だるいのかもよ?身体が動かないときってあるし。」
「なのにさ、スマホでゲームばっかりやって、夜遅くまで起きてるの。身体に悪いから早く寝た方がいいっていうのに」
「仕事だって、いろいろあるし、そういうときもあるかもよ。あんまり期待しないで。頑張りすぎずに、腹が立たなくなる程度に、手を抜いて悪妻もいいもんだよ〜」
それからは、周りのケチな人の噂話。坊主頭みたいにして、ふかわりょうになるまで美容院に行かない同僚。(1500円カットとかでいいから、頻繁に行けばいいのに)とかいいながら、2人でゲラゲラ笑う。
ケチも上には上がいるもんだねえ〜〜。(笑)
妹は、こういう時間が欲しいのかもな。お母さんがいなくなって、妹の話を聞いてくれる人、いなくなっちゃったもんな。また、電話かかってきたら、たわいもない話して、ゲラゲラ笑うことにしよう。