自己有用感
面接の時に聞かれた。
「人のことをあえて口に出していいところを褒めると調書に書いてありましたが、どうしてですか?」
「私の経験でしかないのですけれども、仕事などで工夫をしてくれたり、上手だったり、丁寧だったりする時に、そのことをちゃんと言葉にして、凄いね。ありがとうございますと言うのです。そうすると、次の時もその人は、そのように工夫をしてくれるし、周りの人もそれを見ていて、それぞれ工夫したり、真似したりしてくれる。わたしが、そのことで助かっているとか、嬉しいと思っているということを、言葉にして伝えることは有用だなと思うからです」
こんなことを答えたように思う。
これは、本当にそうで、ありがとうございますということで、敵愾心がないことも伝わるし、にっこり笑顔だけで、どれだけ心が和むことか。
厳しく言い難いことを言うことが管理することであり、育てることであると思っている人は、ぜひ試してみてほしい。って、コナンだけどさ。(笑)
誰かの役に立てたということはよろこびだし、がんばる活力になるんだよね!
そういう職場になったらいいのにな。最近、なんだか厳しい苦情が相次いでいる。もちろん、仕事としての規律は必要だけど、なんでも相談できる気安さや親しみやすさも必要だと思うんだよね。
あまりに度を越してるのは、注意だけど、一律に誰かを叱らないでほしいなと、考える。だってさ、苦情をいう人と現場で仕事している人、どっちが仕事が上手くいくように四六時中考えてるかって考えたら、もちろん後者でしょう。そうあるべきだと思うから、ちゃんと自分で考える時間をあげてほしい。脅かしたりするんじゃなくてね。